無駄な抵抗はやめろ、と誰かが言う。
私の気持ちを挫こうとして。
抵抗は、やめない。まだ無駄と決まったわけじゃない。
目に見えないものと人間との関係、日常と非日常、現代と未来と過去―――
これまでも独創的な観点から、あらゆる空間や時間を自在に描き出し、日常と地続きにある不思議な世界を立ち上げてきた前川知大。
その前川と世田谷パブリックシアターが4年ぶりにタッグを組み、新作を上演。
前川が初めて世田谷パブリックシアターとタッグを組んだのは2009年。小泉八雲の怪奇文学作品集「怪談」の短編をもとに、“語り物”の手法を取り入れて構成した『奇ッ怪〜小泉八雲から聞いた話』を上演し、前川は第44回紀伊國屋演劇賞個人賞、第60回芸術選奨新人賞を受賞した。続く2011年には、能狂言から着想を得た『現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪 其ノ弐』で現実と夢幻が交錯する世界を現出させ、第19回読売演劇大賞の大賞および最優秀演出家賞を受賞。2016年には岩手県遠野地方に伝わる逸話・伝承を記した柳田国男の説話をモチーフにした『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』を、2019年には古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」を原典にしたSF作品『終わりのない』を上演し、『遠野物語』で読売演劇大賞大賞・最優秀スタッフ賞を、『終わりのない』で文化庁芸術祭賞新人賞を受賞した。
作品のモチーフは、近代日本の説話から、能・狂言、古代ギリシャの叙事詩、宇宙と、作品を追うごとに多岐に渡るが、日常と地続きに描かれるリアルさは変わらず、前川の真骨頂が発揮されている。
前川知大×世田谷パブリックシアター5作目のタッグのテーマは、ギリシャ悲劇の大テーマでもある「運命」そして「自由意志」。
“運命と感じるのはいつも全てが終わった後で、私には知らない自由もあったのだ。”
「運命」とは。「自由」とは。
今回、本作に出演する【穂志もえか】を直撃!古代ギリシャ悲劇を源泉とした「運命」と「自由意志」をテーマにした新作へのイメージや、普段役作りのために準備していることのほか、ファンから言われて嬉しかった言葉や、仕事の合間に息抜きとしてやっていること、女子大生時代を振り返ってみてなど、気になる素顔が垣間見えるお話も盛りだくさん♪
私の気持ちを挫こうとして。
抵抗は、やめない。まだ無駄と決まったわけじゃない。
目に見えないものと人間との関係、日常と非日常、現代と未来と過去―――
これまでも独創的な観点から、あらゆる空間や時間を自在に描き出し、日常と地続きにある不思議な世界を立ち上げてきた前川知大。
その前川と世田谷パブリックシアターが4年ぶりにタッグを組み、新作を上演。
前川が初めて世田谷パブリックシアターとタッグを組んだのは2009年。小泉八雲の怪奇文学作品集「怪談」の短編をもとに、“語り物”の手法を取り入れて構成した『奇ッ怪〜小泉八雲から聞いた話』を上演し、前川は第44回紀伊國屋演劇賞個人賞、第60回芸術選奨新人賞を受賞した。続く2011年には、能狂言から着想を得た『現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪 其ノ弐』で現実と夢幻が交錯する世界を現出させ、第19回読売演劇大賞の大賞および最優秀演出家賞を受賞。2016年には岩手県遠野地方に伝わる逸話・伝承を記した柳田国男の説話をモチーフにした『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』を、2019年には古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」を原典にしたSF作品『終わりのない』を上演し、『遠野物語』で読売演劇大賞大賞・最優秀スタッフ賞を、『終わりのない』で文化庁芸術祭賞新人賞を受賞した。
作品のモチーフは、近代日本の説話から、能・狂言、古代ギリシャの叙事詩、宇宙と、作品を追うごとに多岐に渡るが、日常と地続きに描かれるリアルさは変わらず、前川の真骨頂が発揮されている。
前川知大×世田谷パブリックシアター5作目のタッグのテーマは、ギリシャ悲劇の大テーマでもある「運命」そして「自由意志」。
“運命と感じるのはいつも全てが終わった後で、私には知らない自由もあったのだ。”
「運命」とは。「自由」とは。
今回、本作に出演する【穂志もえか】を直撃!古代ギリシャ悲劇を源泉とした「運命」と「自由意志」をテーマにした新作へのイメージや、普段役作りのために準備していることのほか、ファンから言われて嬉しかった言葉や、仕事の合間に息抜きとしてやっていること、女子大生時代を振り返ってみてなど、気になる素顔が垣間見えるお話も盛りだくさん♪