【詳細】『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』松村沙友理 インタビュー

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2023-05-11 11:00:00
『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』が、2023年5月12日(金)より全国ロードショー。

原作は、平尾アウリの累計100万部超えの大ヒットコミック「推しが武道館いってくれたら死ぬ」 。2015年8月より「月刊COMICリュウ」(徳間書店)にて連載を開始すると、2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクイン。2020年にはテレビアニメ化もされ、「推し武道」の愛称で親しまれている人気作品。ABC テレビの2022年10月クールドラマ Lにて同名タイトルで初実写ドラマ化されると、原作の再現度の高さと、 “推し活”のあるあるが詰まった共感度の高いストーリーが多くの視聴者の胸を打ち、たちまち話題に!

物語の主人公・フリーターのえりぴよは、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)のメンバー・舞菜に人生のすべてを捧げている伝説的なファン。自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートでの布教活動など、推しが生きる活力となっている。

今回、本作で主人公・えりぴよを演じた【松村沙友理】を直撃!ドラマ版から「変わらないな」と思う部分や、伊礼姫奈、豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)との撮影秘話のほか、松村自身がやってみたい推し活や、人生で夢中になっていたもの、好きなファッションなど、ファン必見の秘エピソードも盛りだくさん♪
Q.映画版の台本を読んだ感想を教えてください。

松村沙友理(以下、松村):ドラマ版よりもえりぴよ自身の行動力がアップしていると思いました。(伊礼姫奈さん演じる) 舞菜は、自分のグループの中での存在意義というか「私はいてもいいのか」ということで悩むのですが、大人数アイドルだとけっこうあるあるなのかな。みんな一度は悩むことなのかな、とすごく思います。こうしてアイドルの気持ちを丁寧に描いていただけて、それに対するえりぴよの行動力というのは自分の中で刺さるものが大きくて、大好きな作品になりそうだなという予感がありました。

Q.ドラマの放映期間中、視聴者からの反響をどのように受け止めていましたか?

松村:乃木坂46時代からの私のファンの方は、自分が私のことを推していた時のことを思い出す、と言ってくださって。私目当てで観たけど、ChamJam(チャムジャム)が可愛すぎてはまりそう、という声もすごく多くて。ChamJamのみんなは可愛くて完璧に踊れてすごくいい子たちで、見ていて感動しました。撮影がすごく楽しかったので、視聴者の方にもそれが伝わってよかったです。
Q.ChamJamのみんなを先輩目線で見守っていたのでしょうか?

松村:普通にファンでした(笑)。アドバイスなども全くしてないです。(ジャンボたかおさん演じる)くまささんたちと一緒に、いちファンとして「やばくない?」と言っていました(笑)。

Q.ドラマ版から「変わらないな」と思う部分を教えてください。

松村:くまささんや(豊田裕大さん演じる)基さんとの関係性はドラマの時から変わらず、とても素敵な雰囲気。推しは違うけど同じChamJamが好きで、みんなそれぞれ生き方も違うのに、繋がっている感じとか。私がドラマ版から続けて好きなのが、ChamJamのみんながお互いのことを思い合って生きているところ。アイドルは、女の子が集まった集団なので「仲が悪いのでは?」と聞かれることもあるのですが、私がいた乃木坂46もほかのアイドルグループさんも多分そんなことはない。乃木坂46は本当にお互いのことを尊重し合って、でも自分も頑張ろうという気持ちもあって。ChamJamはまさにそういうグループなので、すごく素敵だと思いました。
Q.えりぴよを見ていると「舞菜ちゃん、好き!」という気持ちが伝わってきます。「好き」という気持ちを表現するために、心がけたことはありますか?

松村:けっこう本当に好きでした。不思議なくらい舞菜ばかり見ていて。ライブシーンもずっと舞菜のことばかり見ていて、気づいたらほかの子を見るのを忘れていて。そういうことをしていると、本当に舞菜のよさにたくさん気づいて、舞菜が本当に好きになっていました。握手会のシーンも気持ちを入れようとあまり思わず、ナチュラルに「舞菜、舞菜」という気持ちでできたかな。やりやすかったですし、演じやすかったと思います。

Q.表情などは何か工夫しましたか?

松村:台詞を言う時の表情は、くまささんや基さんと打ち合わせをして決めていました。「このシーンのこの台詞は、どういう顔で言ったらいいと思います?」と聞いて、2人にやっていただいて「じゃあこのシーンは基さんのを採用させていただきます」みたいな感じで、アイディアをいただいていました。
Q.共演者の方との思い出で印象に残っていることはありますか?

松村:舞菜を一番見守っていたかな。舞菜役の伊礼さんは、撮影の合間にすごく寝るんです。「撮影期間中に、身長がめっちゃ伸びるんじゃない?」とスタッフさんたちに言われていました。それがすごく可愛くて、私も日々、身長が伸びていないか見守っていました。

Q.役作りの部分で、ドラマ版から変化させた部分もあると思うのですが、えりぴよの人物像としてどのようなイメージを持っていますか?

松村:舞菜やChamJamのこと以外は全部ガサツに生きようとしていました。舞菜ちゃんに対しては全部丁寧に、チケットを綺麗に並べて出すなどとか徹底したのですが、それ以外の母親と話すシーンやくまささんと歩いているシーン、椅子に座る座り方などは全部「舞菜以外は何も興味がない人なんだな」と考えてやっていました。

Q.舞菜に対する繊細な行動の一つとして「えりぴよっぽさが出せたな」と思うシーンはありますか?

松村:舞菜としゃべる時は毎回、絶対に声のトーンをワントーン上げるようにしていて。猫なで声でもないですが、舞菜とほかの人としゃべる時では、必ず声のトーンを変えていました。
Q.劇中に差し込まれる岡山県の風景がすごく美しくて、ここに生活があるんだな、という印象を受けました。岡山県のよかったところについて教えてください。

松村:岡山は「晴れの国」と言われていて。撮影期間中は夏だったのですが、晴れの日が多く、暑すぎず、素敵な気候だと思いました。エキストラさんはみんな岡山の方で、ふらっと遊びに来た家族連れの方もいて。地元の皆様に地元のいいものを紹介していただいて「桃がすごく美味しいんだよ」とか、「このお店行ってね」とかめっちゃ教えていただきました。

Q.今、「推し活アフタヌーンティー」や「生誕祭」など、いろいろな推し活が流行っています。松村さんご自身がやってみたい推し活や、やったことがある推し活について教えてください。

松村:やりたいなと思うのが、旅行先に推しを連れて行くこと。推しのぬいぐるみやアクリルスタンドと、風景を写真に撮るのはいいな、と思います。実は私もバナナマンさんのフィギュアを岡山県に持って行って、岡山城と一緒に写真を撮りました(笑)。
Q.「うちわカバー」や「チェキホルダー」など、集めてみたい推し活グッズがあれば教えてください。

松村:便利そうだなと思うのが、バッグ。フックが付いていたり、うちわが入る大きさのポケットが付いていたり。推し活する時にも便利だろうし、日常生活でも便利そうでいいなと思います。

Q.えりぴよの、推しのことだけ考えて生きる姿から元気をもらえます。松村さんがこれまでの人生で夢中になっていたものや、熱くなっていたことについて教えてください。

松村:人生でずっとハマっていたのが2次元で、アニメや漫画がずっと好きでした。中高生の時は、土日の休みにイベントばかり行っていました。一人で空気感を楽しむタイプでした。
Q.今、一番推しているものについて教えてください。

松村:白米です。もともとご飯が大好きだったのですが、最近はお米に関するお仕事をさせていただくようになったので、白米ソムリエという資格を取得しました。勉強すればするほど、お米の楽しさや銘柄の違いを感じられるようになって、よりお米が好きになりました。固めのご飯が好きなのですが、これで炊いたら美味しいとか、そういう研究や実験をするのが、自分の中ですごくハマっています。
Q.SGSは原宿系のファッションサイトなのですが、都内や原宿、渋谷近辺で思い出の場所やお気に入りの場所はありますか?

松村:東急プラザ表参道原宿ができたばかりの時に、MV撮影したのが印象的です。エスカレーターのところで撮影したので、周りがガラス張りになっていて、キラキラ感もあったし近代的な感じがしました。

Q.原宿系のファッションやスイーツ情報を紹介していますが、ご自身の好きなスイーツについて教えてください。

松村:最近流行っているクロワッサン生地のクロッフル。いちごチョコでコーティングされているのが好きで、一時期めっちゃ食べていました。見た目も可愛いし今風だなと思います。
Q.普段はどんなファッションがお好きですか?

松村:今日(取材日)の衣装のように、花柄やキレイめなファッション、ワンピースがすごく好きです。いつも取材の日は、クセのあるお洋服がいいなと思って。今日の衣装もウエストのラインがくしゅっとなっていて、そこがポイントです。大人っぽい中にも女性らしい遊び心があって。くしゅくしゅ感があることによって、タイトになりすぎず、バランスがいいなと思います。今日は遊び心のあるお洋服にしてみました。

ありがとうございました。


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[プロフィール]
松村沙友理
1992年8月27日生まれ、大阪府出身。2011年に乃木坂46のメンバーとしてデビュー。2021年にグループ卒業後、「プロミス・シンデレラ」(TBS系/21)、「農家のミカタ」(テレビ東京系/21)、「愛しい嘘~優しい闇~」(テレビ朝日系/22)、「花嫁未満エスケープ」(テレビ東京系/22)、配信ドラマ「結婚するって、本当ですか」(22)など数多くのドラマに出演。また『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(21)、『ずっと独身でいるつもり?』(21)など映画作品にも出演、女優として多彩に活動する。本作でグループ卒業後は初主演作品となる。現在FODオリジナルドラマ「ショジョ恋。」が配信中。

<ストーリー>

何者でもなかったフリーターが、伝説的ファンになった──。その “推し” との出会いは3年前の七夕まつり。岡山のローカル地下アイドルChamJamの舞菜に、人生初!のトキメキを感じてしまったえりぴよは、舞菜ひとすじの人生を送っている。パン屋で働き、その収入のほぼすべてを推しに注ぎ、自らの服装は高校時代の赤いジャージのみという徹底ぶり!舞菜を推し続けること4年目に突入したある日、ChamJam に東京進出の話が浮上し、ますます応援に磨きがかかる。一方でチャンスが訪れながらも、人気が伸び悩み葛藤する舞菜。果たして彼女たちは武道館に行くことができるのかー。

本予告


映画概要


【劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ】
5月12日(金) 新宿バルト9他全国ロードショー!
出演:松村沙友理
中村里帆 MOMO(@onefive) KANO(@onefive) SOYO(@onefive) GUMI(@onefive) 和田美羽・伊礼姫奈
あかせあかり 片田陽依 西山繭子・豊田裕大 ジャンボたかお(レインボー)
原作:平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウWEB/徳間書店)
監督:大谷健太郎
脚本:本山久美子
音楽:日向萌
主題歌:@onefive「Chance」(avex trax)
製作:「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会
配給:ポニーキャニオン

公式サイト:『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』
公式Twitter:@oshibudo_abc
公式Instagram: @oshibudo_abc

©平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

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