【詳細】TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」江口拓也 インタビュー

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2023-04-21 12:03:00
週刊少年ジャンプ(集英社刊)にて⼤好評連載中の、甲本⼀による⼤⼈気コミック「マッシュル-MASHLE-」。魔法界を舞台に繰り広げられる個性豊かなキャラクターたちの友情や戦いとシュールなギャグによって⽣まれるギャップに話題沸騰、⽇本をはじめ、世界各国・地域でも⼈気を呼んでいる。そんな筋⾁×魔法の独特な世界観が繰り広げるアブノーマル魔法ファンタジーが、TVアニメとして2023年4月7日(金)24:00より放送開始TVアニメ化!!

今回、本作でドット・バレットを演じた【江口拓也】を直撃!直情型で何かと騒がしい少年。モテないタイプで、イケメンへの憎悪が激しいという役どころだ。ドットの魅力や演じるうえで意識したこと、小中学生時代を振り返ってドットに共感する部分のほか、好きなファッションや原宿の思い出、もし魔法が使えたらやってみたいことについてもたっぷりと語ってくれた!
Q.原作マンガを読んだ感想を教えてください。

江口拓也(以下、江口):テンポがいいというか、ギャグの要素が強い作品だと思いました。魔法界で魔法が使えなくて力のみで、というのが見ていて痛快です。

Q.本作は、シリアスな部分とギャグの部分の融合が新鮮です。演じるうえで気を付けていることについて教えてください。

江口:ドットは割と情緒が激しくて(笑)。原作マンガでも、とんでもない顔をしている時があるんです。アニメの方でもすごい顔でめちゃくちゃ動いているから、メインキャストの中でも一番年上の僕ですが、一番声を出していますね(笑)。喉から血が出るんじゃないかというくらい変な音を出していて、気合が入っています。

Q.ドットは一見バリバリ気合が入っているけれど、女の子に弱い一面もありますよね。江口さんご自身としてはドットのどのようなところが魅力だと思いますか?

江口:今も昔も変わらず愛されるおバカキャラというのは、こういうタイプなのかな。本当に演じ甲斐があるというか。収録が終わった時に「今日はいい仕事をしたな」と感じられるくらい、エネルギーを必要とするキャラクターです。作品の中でも重要な立ち位置を求められていると感じるので、僕自身挑んでいかなきゃ、という気持ちです。
Q.筋肉にまつわるシュールなギャグが作中に多数登場します。江口さんのお気に入りの筋肉シーンを教えてください。

江口:マッシュは毎回ドアを壊してしまう(笑)。友達の家を訪ねても壊してしまう。ありあまる力というのは面白いですよね。

Q.「筋肉を使って自分もこんなことをやってみたい」などはありますか?

江口:僕は筋肉にはそんなに興味がなくて(笑)。どちらかというと、なるべく力を使わないでどうやって生きていくか。怠惰な性格なのでマッシュを尊敬します。

Q.ドットは自分のことを主人公だと思い込んでいる部分がありますが、それについてはどう思いましたか?

江口:小学生の頃は、みんなそれぞれ自分の思い描く主人公像みたいなものがあると思います。僕は田舎出身で山が多かったから、冒険ごっこみたいな遊びをして、ヒーローになっていました。少年の気持ちをずっと忘れないのがドットなのかな。昔は僕もドットみたいなころがあったな、と思います。いつの間にか世間に打ちのめされて、という感じだけど、ドットは自分の考える主人公像を貫いていて、いいですよね。
Q.ドットの、女の子に対するウブな様子はどう思いましたか?

江口:中学生の頃は割と女子が苦手でした。小学生の頃はみんなで鬼ごっこをして遊んでいたはずなのに、中学生になって急に意識し始めて、近づけなくなる雰囲気がありました。ドットの惚れやすさみたいな部分も中学生レベル。誰もが通って来た道のような、中学生のあるあるが詰め込まれていると思います。

Q.もし魔法が使えたら、どんなことをしてみたいですか?

江口:寝なくても元気に過ごしたいです。寝ている時間ってもったいないな、と思うのと、疲れたな、と思って布団に入って寝ようとする瞬間は好きなので、睡眠中の気を失っている時間が短縮できたら最高なのに、と思います。

Q.作中に登場する魔法で「こんな魔法もあるんだ」と驚いたものがあれば教えてください。

江口:なんだろう?

Q.魔法よりも筋肉シーンの方が、インパクトが強いですか?

江口:数々の魔法に打ち勝っていく姿が、やはりこの作品の魅力。漫才でいうと、フリがめちゃくちゃ効いているというか。すごい魔法が出てくれば出てくるほど、マッシュが生きる。丁寧なフリを気持ちよく見させてもらっているからこそ、オチが気持ちいい、というのはあります。
Q.ドットはボケなのか、ツッコミなのか、演じていてどう思いましたか?

江口:両方ですよね。最初はボケの要素で登場するけど、結局マッシュという大ボケがいるから(笑)、ツッコミにならざるを得ない。主人公の吸引力ですよね。

Q.もともとお笑いはお好きだったのですか?

江口:バラエティ番組が好きでした。自分が表現する側になってみて、怒ることと泣くことは意外と簡単なのですが、笑わせる、笑ってもらうための空気を作るというのはすごく難しいと感じます。TVでお笑い番組をやっているとついつい観てしまいます。うまい具合に空気を作っている方を観るとすごいな、と尊敬します。テンポや間の取り方など、畳みかけるのか、しゃべらないのか、シーンとなることが面白いのか。絶妙だな、と思います。

Q.本作で、コメディの要素と対になるのがアクションやバトルのシーンです。マッシュ以外のキャラクターにもそれぞれ背負っているものがあって、熱い戦いを繰り広げていきます。コメディ以外では、どういった部分に面白さを感じますか?

江口:コメディのシーンから、すぐにアクションシーンに切り替わり、本気のバトルを繰り広げます。演じるうえでも「ここはめちゃくちゃかっこよく作りたい」とディレクションをいただきますし、声を演じる側としてもこだわっていきたいです。マッシュの殴るという行為一つにもかっこよさが込められていると思います。バトルシーンは楽しいですし、完成した映像にも期待しています。
Q.SGSは原宿系のファッションサイトで、10代から20代までの女の子が読者層です。江口さんの好きな色やお気に入りのファッションアイテム、普段よく着ているファッションについて教えてください。

江口:割と何色でも好きで、基本的には小物で色を使うことが多いです。下着や靴下を派手にしたり、差し色を入れたり、派手なピンクのTシャツを着たり。

Q.渋谷や原宿周辺で、好きな場所や思い出の場所はありますか?

江口:18歳で上京した時に、原宿は若者の街という印象がありました。若い頃はそんなにお金がなかったので、原宿の古着のお店にお世話になっていたな。あとは竹下通りでクレープを食べるのが憧れ、というイメージがありました。
Q.魔法学校でのエピソードが楽しく描かれていますが、江口さんご自身はどのような学校生活を過ごしていましたか?

江口:地味な学校生活でした。集団生活が苦手で、毎朝同じ時間に起きるのも苦手で。バスケ部に入っていて、6時くらいから朝練をやっていましたが、つらかったです。

Q.大人になった今の方が、毎日楽しくて充実していますか?

江口:大変なことはたくさんあるけど、大人になるってやはり自由じゃないですか。自分で何かを決めることができるから。学生の頃は「決められた中でどうするか」という制限がある中での自由だったから。今の方が制限がない分大変だけど、心が楽かな。

Q.放送を楽しみにしている読者に向けて、作品の見どころを教えてください。

江口:ギャグシーンではアホなこともするけど、マッシュのまっすぐさや、信じる気持ちが見どころになっています。諦めそうになる瞬間がところどころに散りばめられているのですが、それを乗り越えていく姿に力をもらえます。観ている方にも感じていただきたいです。

ありがとうございました。


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[プロフィール]
江口拓也
5月22日生まれ。茨城県出身。
2007年、第1回81オーディションで優秀賞を受賞。2008年、『真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝』で声優デビュー。2011年、『GOSICK -ゴシック-』久城一弥役でアニメ初主演。2012年、第6回声優アワードにて新人男優賞を受賞。2017年、クロジ『銀の国 金の歌』槌谷役で舞台初出演。2023年、第17回声優アワードにて主演声優賞、MVSをダブルで受賞。趣味・特技はバスケットボール。

ストーリー

ここは、魔法界。
ここは、魔法が当然のものとして使用される世界。
そんな魔法界の深い森の中で、一人筋トレに励む少年。
その名はマッシュ・バーンデッド──彼の秘密は、魔法が使えないこと。
家族との平穏な暮らしを望む彼だったが、ある日、突然命を狙われ、
なぜか魔法学校に入学し、トップである「神覚者」を目指すことに。
彼の鍛え抜かれた筋肉は、精鋭の魔法使いたちに通用するのか...!?
鍛え抜かれたパワーがすべての魔法を粉砕する、
アブノーマル魔法ファンタジー堂々開幕──!!

ありがとうございました。


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[プロフィール]
江口拓也
5月22日生まれ。茨城県出身。
2007年、第1回81オーディションで優秀賞を受賞。2008年、『真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝』で声優デビュー。2011年、『GOSICK -ゴシック-』久城一弥役でアニメ初主演。2012年、第6回声優アワードにて新人男優賞を受賞。2017年、クロジ『銀の国 金の歌』槌谷役で舞台初出演。2023年、第17回声優アワードにて主演声優賞、MVSをダブルで受賞。趣味・特技はバスケットボール。

作品概要


【TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」】
4月7日(金)24:00より、TOKYO MXほかにて放送開始
■キャスト
マッシュ・バーンデッド:小林千晃
フィン・エイムズ:川島零士
ランス・クラウン:石川界人
ドット・バレット:江口拓也
レモン・アーヴィン:上田麗奈
ナレーション:平田広明

レイン・エイムズ:梶裕貴
アベル・ウォーカー:梅原裕⼀郎
アビス・レイザー:七海ひろき

■主題歌
オープニング曲:岡崎体育「Knock Out」
エンディング曲:フィロソフィーのダンス「シュークリーム・ファンク」

■スタッフ
原作:甲本⼀(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:⽥中智也
シリーズ構成・脚本:⿊⽥洋介
キャラクターデザイン:東島久志
サブキャラクターデザイン:久松沙紀、後藤望
アクションディレクター:松⽥剛吏、合⽥浩章
⾊彩設計:武⽥仁基
美術設定:成⽥偉保
美術監督:伊藤友沙
撮影監督:鈴⽊彬⼈
CG監督:福⽥⼤輔
編集:吉武将⼈
⾳楽:横⼭克
⾳響監督:本⼭哲
⾳響効果:安藤由⾐
⾳響制作:INSPIONエッジ
制作:A-1 Pictures

公式サイト:TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」
公式Twitter:@mashle_official

©甲本 ⼀/集英社・マッシュル製作委員会

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