【詳細】ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『シコふんじゃった!』葉山奨之&伊原六花 Wインタビュー

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2022-11-08 20:00:00
総監督・周防正行×次世代を担う監督・キャスト陣が贈る、“お相撲”の常識を覆す、新時代の相撲ドラマ『シコふんじゃった!』が日本発のディズニープラスオリジナルドラマシリーズとして独占配信中!

日本アカデミー賞5部門をはじめ、多数の賞を受賞した映画『シコふんじゃった。』から30年後―またもや廃部の危機に直面する教立大学相撲部を舞台に、現代の若者たちの魅力が詰まった新しい時代の青春ストーリーが繰り広げられる本作。卒業と引き換えに廃部寸前の相撲部に渋々入部した“崖っぷち”大学生の亮太(葉山奨之)はたった一人の部員、相撲一筋で“人生音痴”の穂香(伊原六花)と出会う。二人が個性豊かな仲間たちと挑む人生大逆転劇の舞台はなんでもありの土俵の上...とんでもない挑戦に臨む彼らの青春どすこいコメディが、この秋オリジナルシリーズとして独占配信!

今回本作で、卒業単位だけのために相撲部に入った“崖っぷち”大学4年生 森山亮太を演じた【葉山奨之】と、相撲以外への興味ゼロな“人生音痴”の大学2年生 大庭穗香を演じた【伊原六花】を直撃!相撲部員役に挑んだ感想や、稽古で難しかったところ、撮影現場の雰囲気のほか、原宿周辺で思い出の場所や好きなファッションなど、2人の素顔が垣間見えるエピソードも盛りだくさん♪
Q.出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

葉山奨之(以下、葉山):オーディションを受ける前から、自分が亮太を演じている姿を想像していました。「これはいける!」という謎の自信に満ち溢れていました。俳優人生の中でそういう経験をするのは一生に一回くらいだと思うので、そういう役に巡り合えて、すごくありがたかったです。

Q.運命の出会いという感じですか?

葉山:だと思います。

一同:(笑)。

伊原六花(以下、伊原): 1回目のオーディションで「四股を踏んでください」という課題があって。動画を観て、現場では見様見真似で四股を踏みました。その後に2回目のオーディションがあったのですが、四股の動画を観れば観るほど「相撲をもっと知りたいな」という気持ちが強くなっていきました。演じるだけでなく、相撲についてもっと深く知れるので、出演が決まった時はそちらの嬉しさもありました。
Q.30年前に映画が製作されていますが、プレッシャーはどのように感じていましたか?

葉山: プレッシャーを抱えてしまうと、100パーセントのパフォーマンスができなくなるので「六花ちゃんと一緒にまったく新しいものを作るんだ」という認識で、「どれだけ新しい作品を作れるか」ということを意識しました。

伊原: 映画では男性が相撲をやっていて、女性は「女性」ということを隠して試合に出ていました。ですが今回は、女子相撲や男女混合戦という要素もあります。時代も違いますし「まったく違うものでいいんだろうな」と思いました。ただ、映画とリンクする部分として、私の演じる穂香が、竹中直人さん演じるOBの青木富夫を尊敬していて、現代っ子ではない匂いを感じさせる場面があります。「少しだけ懐かしいな、昭和の匂いがするな」くらいにできたらいいなと思っていました。

Q.お2人とも相撲部員役で、まわし姿や、美しい四股を踏んでいる姿などのビジュアルが解禁されていますが、友達や周りの人の反応はいかがでしたか?

伊原:私は「かっこいい!」と言われました。

葉山:そりゃかっこいいですよね。僕は何を言われたかな?「ガリガリだけど大丈夫?」という声が多かったです。

一同:(笑)。

葉山:「力士のような体型でなくても、こういう人が勝つんだよ」という感じです。本編を観てもらえたらわかるので。
Q.出演が決まってから数ヶ月間稽古に励んだそうですが、四股、すり足、鉄砲、股割りの中でどれが一番難しかったですか?

葉山:とにかく全部きついというか。すぐにはできないので、自分の体に落とし込むのが大変でした。

Q.どの筋肉が一番疲れましたか?

伊原:全部です(笑)。

葉山:全身運動なので、次の日の朝起きられなくて、起き上がるのに10分くらいかかりました。体をゆっくり動かさないと、一気に動かしてしまうと痛めてしまうんじゃないかと思いました。全身筋肉痛で、首とかも最初やばかったな。ロボットみたいになるというか。まるで事故のようです。

実際の力士の方たちは交通事故と同じ衝撃だと言っていました。頭と頭がお互いぶつかるので、軽自動車と軽自動車がぶつかるのと同じ衝撃。ボクシングや総合格闘技など、いろいろなスポーツ選手の中で力士が一番強いみたいです。

伊原:体の大きさと筋肉だけでなく、脂肪もあって、スピードもすごく速いので。力士が一番強いらしいです。

葉山:張り手を本気でやられたら、死んでしまうんじゃないですかね。
Q.ご自身の演じる役の印象を教えてください。

葉山:亮太というキャラクターはみんなに愛されないといけないので、変に「令和男子」という感じでいくと、鼻に付いて、応援されないキャラクターになってしまいます。自分のキャラクターをぶれずに、というのを大切にしましたね。だからこそ、亮太なのか自分なのかわからなくなる瞬間があるというか。それくらいちゃんと自分の体に落とし込めたので、半分自分の感覚でもあるし、半分亮太の役の感覚でもあるし、すごく不思議な体験ができました。

Q.みんなから愛されるキャラクターにするにあたって、意識したことはありますか?

葉山:やはり自分もすごく愛されてしまうので(笑)。そこにチャーミングさをプラスしました。役作りとしては、とにかくみんなから愛されるように、カメラが回っていないところでも笑顔でいました。亮太というキャラクターは僕だけでなく、みんながいるからこそ亮太になれるのだと思います。

Q.伊原さんはいかがですか?

伊原:台本を読んだ時は「なんてきつい性格なんだ、どうしよう」と思ったのですが、津軽弁が入るとマイルドになって可愛いらしくなるので、方言に助けてもらいました。監督や方言指導の方と話して「ここはテンションが上がるから方言多めで行こう」とか「ここはきつく聞こえるから方言に変えてみよう」とか、うまい感じにバランスを取りました。1、2話ではわかりやすくキャラクターづけできたらいいなと思ったので、穂香はほぼ笑っていないんですよ。後半から人間っぽくなっていったというか。「ちょっとずつ変化していくところも見せられたらな」と思っていました。なにか頑張っている人というのはすごく素敵だから、相撲一筋で、真剣に誇りを持ってやっている穂香は、かっこいいなと思います。

Q.穂香が一瞬笑うシーンがあり、すごくキュンとしました。

葉山:1話の最後でだけ笑っています。亮太のまわしが外れて、全裸になったおかげだと思います。
Q.方言は難しかったですか?

葉山:うまいよね。すごくナチュラルでした。

伊原:青森の中ではけっこうコアな方言らしく、イントネーションが予想できなくて。一度福井弁をやったことがあり、福井弁はだいたいこんな感じかな、とわかってくるのですが、今回の方言は最後までわからなかったです。聞き心地のいい音で、歌みたいに覚えられたので、そこはあまり苦労しなかったかも知れないですね。「ありがとう方言」と思いました(笑)。

Q.同世代の方々とも多数共演されていますが、撮影現場はどのような雰囲気でしたか?

葉山:20代の方が多くて、年齢もみんな近くて、いいチームワークだったなと思います。演技経験のない方や、長期の作品をやったことのない方も多かったのですが、そういう方たちと一緒に作り上げていって、お芝居もそうですが、その場の反応などが毎回違っていて、新鮮だったし、そこも楽しくて。僕自身、役者生活10年が経って、今一度教えてもらったというか。「こういう純粋な気持ち、大切だな」と思ったし、みんなとできて勉強になりました。「この仕事って楽しいんだよ」ということが共演者のみんなにも伝わってもらえればいい、どうにかして楽しんでもらいたいな、と思いながらやっていました。

伊原:葉山さんが率先してみんなを巻き込んでくれたので、安心して仲良くできました。

葉山:「ありそうな映画をひたすらみんなで言っていく」みたいな、大喜利をずっとやっていました。新しくどんどんチームメイトが加わっていくのですが、加わってきたらまた大喜利をやって。その人の個性や面白さがわかるというか。「こういう感覚を持っているんだ」というのがその大喜利で知れて、それも芝居やキャラクターに影響されるので、やってよかったなと思います。
Q.SGSは原宿系のファッションサイトなのですが、原宿や渋谷周辺で思い出の場所はありますか?

伊原:原宿のサウナによく行きます。ソロサウナ。温度が高めで気持ちいいので、そこのサウナによく行っています。

葉山:僕は代々木公園です。渋谷の繁華街の近くのガヤガヤしている中に、すごく自然があって、ジョギングしたり散歩したりしています。明治神宮にもよく行きますね。敷地の中に入ると人が少なくて、すごく空気が綺麗です。遠出するのがきついなと思った時、近場の癒しスポットとしてよく行っています。

Q.伊原さんのYouTubeチャンネル「伊原六花のSTEP & GO」でトレーニングやダンスの動画を拝見して、すごいなと思いました。今後YouTubeチャンネルでやってみたいことはありますか?

伊原:バンジージャンプとかですかね?バンジージャンプやスカイダイビングをしたい。山登りとか。

葉山:山菜採りとか。

伊原:それで料理を作って。

葉山:いいじゃん。楽しそう。
Q.今回はまわし姿が多かったですが、普段はどのようなファッションがお好きですか?

伊原:私はけっこうシンプルなものが多いです。

葉山:オシャレだよね。年齢よりちょっと上な感じの、大人っぽい感じ。最初に会った時「へー」って思いました。ダンスをしているイメージがあるから、「蛍光ピンク!パステルカラー!」みたいな感じかと思ったら、全然違くて。クールでかっこいいです。

伊原:葉山さんもすごくオシャレで。

葉山:いやいや。

伊原:めっちゃカラフルですよね。

葉山:原宿の人たちはみんなオシャレですからね。僕も頑張りたいです。

ありがとうございました。

ヘアメイク:越智めぐみ(葉山)、NADEA(伊原)
スタイリスト:本田博仁(Hirohito Honda スタイリングオフィス)(葉山)、工藤祐司(伊原)


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[プロフィール]

葉山奨之(はやましょうの)
1995年12月19日生まれ、大阪府出身。2011年にテレビドラマ『鈴木先生』でデビュー。2015年、NHK連続テレビ小説『まれ』で主人公・希の弟を演じ、テレビ東京系ドラマ『セトウツミ』で主演を務める。その他、映画『青空エール』、『きょうのキラ君』、『恋は雨上がりのように』、『屍人荘の殺人』、『サヨナラまでの30分』、TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』、Netflix・フジテレビ系バラエティ『TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS』(テラスハウスシリーズ)などに出演。


伊原六花(いはらりっか)
1999年6月2日生まれ、大阪府出身。2017年、「バブリーダンス」で注目を浴びた大阪府立高校のダンス部に所属し、キャプテンを務める。2018年TBS「チア☆ダン」で女優デビュー。2019年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」にも出演。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』ジュリエット役や、ミュージカル『夜の女たち』にも出演。

動画概要


【オリジナルドラマシリーズ『シコふんじゃった!』】
ディズニープラスで独占配信中
©2022 Disney

原作・総監督:周防正行
監督・脚本:片島章三、後閑広、廣原暁、植木咲楽
脚本:鹿目けい子
出演:葉山奨之、伊原六花、佐藤緋美、高橋里央、森篤嗣、高橋佳子、佐藤めぐみ、手島実優、福松凜、樫尾篤紀/
竹中直人、清水美砂、田口浩正、六平直政、柄本明
企画・制作プロダクション:アルタミラピクチャーズ

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