【詳細】二宮和也 主演『ラーゲリより愛を込めて』号泣必至の最新予告映像&主題歌音源が解禁!

Culture 映画
2022-10-04 10:51:00
「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」
零下40度を超える厳冬のシベリアで、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、
家族を想い、仲間を想い、希望を胸に懸命に生きる男が実在したー

第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留された。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男<やまもと はたお>である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの抑留者たちの心に希望の火を灯した。

このラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の壮絶な半生を、その高い演技力と豊かな表現力で俳優・アーティストとして、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮和也が演じ、この冬ついに映画化。妻のモジミを北川景子、山本と同じく抑留者となった男たちを松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華俳優陣が熱演。そして今回、心震わせる最新予告映像が解禁!

本編映像



先日解禁された<特別映像>では、二宮に加え豪華俳優陣が熱演する姿が初解禁となった。絶望と希望が凝縮された本編映像に加え、本作に込められた熱い想いをキャスト陣が語る映像に、SNSでは「これは圧倒的すぎる。観なければ。」「この映像だけで涙が止まらない」と早くも注目を集めている。

今回解禁となった映像では、生きる希望を唱え続けた山本が突如、耳元を押さえ雪の中に倒れ込み、身体が病魔に蝕まれてしまっていたことが発覚。それでも妻との約束を胸に帰国(ダモイ)を信じ続け、病魔に立ち向かう山本の姿に突き動かされる仲間たちの姿が映し出される。誰よりも山本を慕っていた新谷(中島健人)がこらえきれずに涙をこぼす姿。拷問を受ける可能性も省みず、山本が適切な治療を受けられるようロシア兵に掛け合う原(安田顕)。最も山本に厳しい態度を示していた相沢(桐谷健太)は目に涙を浮べながらも弱る山本を鼓舞。何事からも目を背けてきた松田(松坂桃李)は「生きているだけじゃダメなんだ。山本さんのように生きるんだ。」と強い覚悟の表情を見せる。いつしか仲間たちの目にはかつての絶望の色はなく、山本のように生きることを諦めない強い光と愛情が宿る。そして何よりも山本を支え続けたモジミの存在。「必ず、帰る。」という約束を誰よりも強く信じ続け、少しでも手がかりを見つけようと奔走する姿は、夫への深い愛情を感じさせる。大勢の仲間たち、そして妻・モジミの愛情がつながり奇跡が訪れる—。
映像の後半では Mrs. GREEN APPLE の主題歌「Soranji」の音源も初解禁。メンバーの大森元貴は「生きる事への探究、深淵に触れるようなただならぬ感覚でなんとか制作することが出来ました。皆様自身が歩んできた人生に、必ずどこかしらでリンクできる、寄り添える作品を作れたのではないかと思っております。」とコメント。<生きることへの希望>を美しく力強い言葉と繊細かつ壮大なメロディーで紡ぎ出し、本作の世界観を鮮やかに彩る。豪華キャストと主題歌で魅せる、号泣必至の最新予告映像だ。

生活様式や価値観が大きく変わり混沌とする現代にこそ贈りたい、鬱屈したこの時代に光をともす<愛の実話>。珠玉の人間讃歌であり、観る者全ての心震わす感動巨編に、期待が高まる!

主題歌アーティスト Mrs. GREEN APPLE ・大森元貴コメント


戦争映画とはただ言い切れず、人との繋がり、愛とは。信じ抜くことの尊さ、難しさを改めて教えてくれた、
確認できた。
僕にとってそんな映画です。

だからこそ「Soranji」は生きる事への探究、深淵に触れるようなただならぬ感覚でなんとか制作することが出来ました。
皆様自身が歩んできた人生に、必ずどこかしらでリンクできる、寄り添える作品を作れたのではないかと思っております。

1人でも多くの方に、この映画が、この曲が届く事を願っています。

<あらすじ>
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに彼は訴え続けた――

身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、日本人同士の争いも絶えなかった。戦争で心の傷を負い傍観者を決め込む松田や、旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢らに敵視されながらも、山本は分け隔てなく皆を励まし続ける。更に、元漁師の純朴な青年・新谷には学問を教え、過酷な状況下で変わり果ててしまった同郷の先輩・原にも声をかけ続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた捕虜たちの心を次第に溶かしていく。

終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。

誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には彼の体は病魔に侵されていた…。体はみるみる衰えていくが、愛する妻との再会を決してあきらめない山本。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の想いを叶えようと思いもよらぬ行動に出る。そしてモジミに訪れる奇跡とは――

映画概要


【ラーゲリより愛を込めて】
2022年12月9日(金) 全国東宝系にて公開
原作:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
企画プロデュース:平野隆
出演:二宮和也 北川景子 松坂桃李 中島健人 寺尾聰 桐谷健太 安田顕 ほか
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
撮影期間:2021年10月下旬~2021年12月

©2022 映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 ©1989 清水香子

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