阪本順治監督が伊藤健太郎をイメージして当て書きした意欲作。映画『冬薔薇(ふゆそうび』2022年6月より新宿ピカデリー他にて全国公開!

Culture
2021-11-29 07:00:00
阪本順治監督がオリジナル脚本で描く最新作『冬薔薇(ふゆそうび』の製作が決定。撮影は新型コロナウイルス感染予防対策のもと順調に行われ、まもなくクランクアップを迎える。主演に伊藤健太郎を迎え、2022年6月より新宿ピカデリー他にて全国公開される。

ある港町。専門学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってはダラダラと生きる渡口淳(伊藤健太郎)。“ロクデナシ”という言葉がよく似合う中途半端な男だ。両親は埋立て用の土砂をガット船と呼ばれる船で運ぶ海運業を営むが、時代とともに仕事も減り、後継者不足に頭を悩ませながらもなんとか日々をやり過ごしていた。淳はそんな両親の仕事に興味も示さず、親子の会話もほとんどない。そんな折、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。そこに浮かび上がった犯人像は、思いも寄らない人物のものだった……。

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