舞台版では謎が謎を呼ぶという緻密なプロットが演劇ファンを熱狂させ、のちに飯塚自らの手によって小説化もされている。自称小説家の剣持聡と親友の漆原聡は、愛くるしいウサギの着ぐるみに扮して、区立図書館に向かう。その目的は図書館を襲撃するため。果たして2人の目的とはー?そして数年後、物語はもう1つの事件「ラジオ局電波ジャック」へと展開する。ウサギの着ぐるみによる[図書館襲撃]と[ラジオ局電波ジャック]、2つの事件に隠された謎と悲しい真実が明かされた時、おかしくて、切ない物語は加速する。自殺志願者を見分ける能力を持つ、自称“小説家”の剣持聡。彼が自らの正義のもとで繰り広げる奇想天外な騒動が、人生につまずき、暗澹たる思いをする若者に、再び生きる希望を与えていく。
主人公の剣持聡を演じるのは、数多くの作品で着実に経験を積み、NHKの「なつぞら」で国民的人気を得た中川大志。そんな剣持を囲む共演者として、中川演じる剣持の相棒・漆原聡役に、映画やドラマ、舞台で独自の個性を発揮する岡山天音。その他、関めぐみ、落合モトキ、田中俊介、森田想、レイニ、ゆうたろう ら若手俳優が集結し、東京03の角田晃広、菅原大吉が脇を固める。
下記ページでは、本作で暗鬱たる2021年に鮮やかな風穴を開けるダークヒーロー【剣持聡】を演じた中川大志のインタビューを掲載中!
本作の公開&インタビュー掲載を記念して、【中川大志】直筆サイン入りチェキを、SGS読者1名様にプレゼント。たくさんのご応募をお待ちしています☆