【詳細】主演・松雪泰子&黒木華、清水尋也 共演!映画『⽢いお酒でうがい』シソンヌじろう原作・脚本による、ちょっぴり後ろ向きだけどポジティブな517日の物語

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2020-09-17 10:00:00
松雪泰子主演、黒⽊華、清⽔尋也共演、⼤九明⼦監督による映画『⽢いお酒でうがい』が、2020年9⽉25⽇(⾦)より、ヒューマントラストシネマ渋⾕、テアトル新宿ほかにて公開される。

今回、「海外のように、この年代の⼥性が主⼈公の映画を⽇本でも作っていきたい。お⺟さんでも、奥さんでもない、⼤⼈の⼥性を主⼈公にした映画を撮りたいと思っていた」と語る⼤九明⼦監督から、新たなコメントが到着。また、本作の台湾での劇場公開が、今年の12⽉4⽇(⾦)に決定!

40代独⾝OL・川嶋佳⼦のちょっぴり後ろ向きだけどポジティブな517⽇の物語

1991年に⼥優デビュー以降、数々の映画やドラマなどに出演し、昨秋も「ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜」の主演を務めるなど活躍の域をますます広げる松雪泰⼦や、「凪のお暇」ほかで⼥性にも絶⼤な⼈気を誇る黒⽊華 、『ホットギミック ガールミーツボーイ』や『⻘くて痛くて脆い』『妖怪⼈間ベラ』など出演作が続き、注⽬を集める若⼿個性派俳優の清⽔尋也 、そして『勝⼿にふるえてろ』や『美⼈が婚活してみたら』などで⼈⽣を上⼿く渡り歩き切れていない⼥性を撮らせたら右に出る者がいない ⼤九明⼦監督が結集した本作。
原作は、2014年に第7回キングオブコントで王者に輝いたお笑い芸⼈ シソンヌじろう が、ネタの中で⻑年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳⼦(かわしまよしこ)”がもし⽇記を書いたら・・・と執筆された同名⼩説「⽢いお酒でうがい」。

2015年の年末に出版されると、佳⼦が⽇記に綴る詩的な⾔葉の感性や、⽇記が持つ世界観、佳⼦と同僚の若林ちゃんの世代を超えた仲睦まじい関係に共感する感想で、ネット上をざわつかせた。じろう本⼈も「⾃分の中の⼥性が勝⼿に書いている」と公⾔するほど、⽇記の中のエピソードは⼥性が共感するものばかり。佳⼦はじろうであり、じろうは佳⼦である。⼀⼼同体となって書き綴られた数々の⽇記という形式のエピソードの中から、⼤九監督とじろうが選りすぐったものを、じろう⾃⾝が脚本を⼿掛け、⼤九監督が映像化した。

松雪泰⼦、黒⽊華、清⽔尋也ら実⼒派キャストが集結︕

ちょっぴり後ろ向きだけれどポジティブに⽣きる、主⼈公の40代独⾝ OL・川嶋佳⼦を演じるのは松雪泰⼦ 。強烈なキャラクターから⼦供を持つ⺟まで幅広い役柄を演じてきたベテラン⼥優・松雪泰⼦が、平凡だけれど、切ないことも、そして嬉しいことも起きる⽇常の中に散りばめられている喜びに、そっと寄り添って⽣きる⼥性像を丁寧に演じている。

佳⼦の⽣活に⼤きな変化をもたらす、ふた回り年下の岡本くんは清⽔尋也が、フレッシュに、そして愛らしく演じている。最初オファーが来た時には、松雪の恋⼈役を演じることを知り恐縮したという清⽔だったが、「恋する気持ちに年齢は関係ない」と奮起したという。
佳⼦にとって何気ない変わらない⽇常の中で、⼀番幸せな時間を⼀緒に過ごせる後輩の同僚・若林ちゃんを黒⽊華 。本作を観た⼥性は「若林ちゃんのような後輩、同僚が欲しい︕」と切望するはず☆

また、『勝⼿にふるえてろ』で“釣りおじさん”として⼤きなインパクトを与えた古舘寛治や前野朋哉、渡辺⼤知らが、本作でも、それぞれのシーンで松雪とインパクトに満ちた共演を果たしている。

さらに、レイザーラモン RGや、空気階段の鈴⽊もぐらも、本作では芸⼈としてではなく、役者として⾒事にその存在感を放つ。
「お⺟さんでも、奥さんでもない、⼤⼈の⼥性を主⼈公にした映画を撮りたいと思っていた」という⼤九監督の穏やかな優しい映像美と演出。そして、“川嶋佳⼦+若林ちゃん+岡本くん”の3⼈の⾏く末が気になる展開と結末は、観る⼈多くの⼼に、温かな幸せの時間をもたらすだろう。

⼤九明⼦監督コメント

――『⽢いお酒でうがい』の撮影に⾄った流れと、原作の印象を教えてください。

「『美⼈が婚活してみたら』をきっかけにお声を改めてかけていただき、今回はじろうさんのオリジナルで作品をやろうかなということでスタートしました。企画としてじろうさんの⼩説『サムガールズ- あの⼦が故郷に帰るとき -』と『⽢いお酒でうがい』の2つをいただいていましたが、⼩説として完璧に完成していた『⽢いお酒でうがい』に決めました。なにより、その世界観に魅了されましたし、美しい⽇記⽂学だと思いました。読んでいる際に何度か涙しました。また、⽇本の映画で
⼤⼈の⼥性が主⼈公になる作品は少ないので、撮ってくださいというリクエストをいただいていたこともあり、『⽢いお酒でうがい』に決めました」

――じろうさんの原作・脚本について

「じろうさんの⾔葉選びは驚くことばかりでした。切ないし、美しい⾔葉が溢れていました。脚本は全てじろうさんが3ヶ⽉かけてじっくり作ってくれて、ほぼ原作どおりです。作品を通して“なにもない”というのが良いと思いました」

――役者を選んだ理由

「佳⼦という役を演じることが想像つかない⼈にしようと思って、松雪さんにお願いしました。普段じろうさんがコントで主⼈公の佳⼦を演じているのを松雪さんは知っていましたが、映画ではコントの佳⼦に寄せることはなく、まったく別物として咀嚼してくださいました。実は松雪さんから“コントの映像資料をください”と⾔われていたのですが、じろうさんが⽌めていました(笑)。⿊⽊さんは、じろうさんのファンだったと聞いています。彼⼥が会社で泣くシーンがあったのですが、観ている⼈の涙を誘うのに笑ってしまうような⾯⽩さがあって、それは印象的でした。清⽔さんは、若いけれど佳⼦さん(松雪さん)と⼀緒に並んだ時に空気をまとえる⽅だなと思いお願いしました。キスシーンも佳⼦さんを受け⽌めている感じがしました」

――佳⼦という役へのこだわりは︖

「恋愛に奔放な⼈だから、いろんなものを捨てながら⾃分のスタイルを確⽴している⼈なのかなと思っていました。⼈の⽬を気にするタイプではないと思っていたので、着ていて気持ちいいと感じる⾐装にしました。インテリアも実家から持ってきて⼤事にしているものを置いて欲しくて、⼈⽣を感じさせるものを選びました。タイトルにもなっているお酒は、佳⼦が⼿に取りやすい場所に置くことにこだわりました。ちなみに佳⼦が飲んでいるお酒の中⾝はグラッパというデザート酒です」

ストーリー

これは私の⽇記。誰が読むわけでも、⾃分で読み返すわけでもない、ただの⽇記・・・

出版社で、ベテラン派遣社員として働く40代独⾝OLの川嶋佳⼦(松雪泰⼦)は、毎⽇⽇記をつけていた。⾃由気ままなお⼀⼈様な毎⽇は、撤去された⾃転⾞との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆⽅向の電⾞に乗ったり、⾒知らぬ⼈と川辺で歌ったり、踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き⺟の⾯影を追い求めたり・・・。平凡そうでいて、ちょっとした感動や、何か発⾒がある⽇々。ちょっぴり後ろ向きだけれど、しっかりポジティブに⽣きている。

そんな佳⼦の⼀番の幸せは、佳⼦を慕ってくれる年下の同僚の若林ちゃん(⿊⽊華)と過ごす時間。ランチはもちろん、お酒を飲んだり、カラオケに⾏ったり。⾃分の誕⽣⽇が「昨⽇だった」と⾔った時には、⼀緒に祝えなかったことを本気で怒られたが、年の差を超えた友情に⼼が熱くなり、絆の深まりを感じていた。佳⼦にとって若林ちゃんは、天使の⽣まれ変わりだと思えるほどの存在となっていた。

ある⽇、佳⼦の平穏な⽇々に⼤きな変化が訪れる。それは、若林ちゃんの後輩男⼦で、⾃分よりふた回り年下の岡本くん(清⽔尋也)との出会い。天使の存在の若林ちゃんは、恋のキューピッドとして、佳⼦と岡本くんとの恋の始まりを演出する。「⽩⿊がちだった⽇常にちょっと⾊がついてきた気がする」と思い始める⼀⽅で、「なんとなくだけど答えは出ている気がする」と佳⼦は⾃問⾃答。鏡の前で何度も「素直に受け⼊れなさい」と⾃分に⾔い聞かせる佳⼦だが・・・

映画概要


【甘いお酒でうがい】
9⽉25⽇(⾦) ヒューマントラストシネマ渋⾕、テアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:松雪泰⼦
⿊⽊華 清⽔尋也
古舘寛治 前野朋哉 渡辺⼤知 RG(レイザーラモン)
佐藤貢三 中原和宏 ⼩磯勝弥 坂本慶介 鈴⽊もぐら(空気階段)
監督:⼤九明⼦
脚本:じろう(シソンヌ)
原作:川嶋佳⼦(シソンヌじろう)『⽢いお酒でうがい』(KADOKAWA 刊)
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
制作:吉本興業、テレビ朝⽇
製作・配給:吉本興業
映倫区分:G

©2019 吉本興業

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