映画「通学シリーズ 通学途中」中川大志インタビュー
特集インタビュー
2015年12月15日 16時55分
現在、ドラマに映画にと話題作に続々と出演し、女子高生を中心に幅広い世代の女性から絶大な支持を集める中川大志。片思いをしている同級生に片思いをするという、なんとも切ない男子高校生“コウ”をクールにそして知的に演じている。そんな「通学シリーズ 通学途中」の撮影エピソードから、自身の学校生活やファッションへのこだわりまでをインタビュー。
女子中高生に絶大な人気を博すスマホ小説発、感涙トキメクラブストーリー「通学シリーズ」が千葉雄大、松井愛莉、中川大志、森川葵という、いまをトキメク“今旬”若手俳優で映画化。
2015年11月21日(土)より公開された『通学シリーズ 通学途中』は、内気で恋に不器用な女子高生ユキ(森川葵)の片思いを温かく見守るコウ(中川大志)を取り巻く三角関係の展開に胸が熱くなる、究極のラブストーリー。
はじめに、片思いしていることを、表情や態度には出さない“コウ”演じる上で難しかった部分はどんなところでしたか?
中川大志(以下:中川):「コウは、口数も多くなく、自分からアクションを起こすタイプでもなく、何より片思いをしている“好き”という感情をいつも押さえ込んでいるので、自分の中にグッと留めておこうとしている部分はかなり難しかったです。コウは待ち続ける性格なので、そこはちょっともどかしい気持ちだったり切ない気持ちだったりとかをセリフではなく、表情で出さなければいけないっというところはすごく意識して演じました。
それと、美術男子という事もあって絵とか色使いだとか他の人とは違うコウ自身の世界観を持っているからこそ、セリフが結構キザというか、普通に考えたら言わないだろうなっていうセリフもさらっと言えるので、どこまでコウという人物に落とし込んで言えるか色々と考えて演じました。」
一番印象に残っているシーンやセリフはなんですか?
中川:「“星”を例えに使ったセリフがあって、台本を貰った時、このセリフをどう表現しようか正直難しかったです。なので、印象にも残っているし、シーンなら、やっぱりユキが泣いてコウの家に来るところですね。玄関で一人泣いているユキの肩をそっと抱きしめるシーンはなんとも言えない部分だったので印象深いです。はじめはちょっとだけセリフがあったんですが、現場で監督と話してセリフをなくしました。このシーンはなんか言葉はいらないんじゃないかなって。ユキの心情を考えた時に、ただ側にいてくれるだけでいいと思うんじゃないかと考えました。ユキもコウが自分の事を好きでいてくれていると薄々気付いているけれど、だけど涙の理由は別の男の子を思ってのことだから、そこにコウが何か言うのはちょっと違うかなって。触れてほしくない部分でもあるかなって思ったので、ただ無言で隣にいてあげるだけになりました。
けど、そこでユキの肩を抱きしめたところは結構コウにとっては頑張った方だと思います。今まではガマンガマンだったのに、好きな人が泣いているところを“見る”という辛い状況もあってそこでコウは行動に出ちゃったんじゃないかなと思いましたね。」
現場であった面白い話しなどありますか?
中川:「最後の最後のワンシーンで前にドラマで共演させてもらった千葉君と半年ぶりくらいに会って、以前のドラマの役所が結構おバカな感じだったので、その印象が残っていた状況での再共演だったので、変な感じでした。このシーンだけかなり自由でアドリブで広げてって監督から言われて、なんか楽しくなっちゃって(笑)。今までのコウのキャラクターと違って、でも大学生になって色々と吹っ切れて成長した感じにはなったのかな〜っと思います。」
いつもはどんな学校生活を送っていますか?
中川:「普段はこんな映画みたいなキラキラしたことはないし、いつもぼーっとしてます(笑)。学校ではいつも大体一緒にいるメンツ、男友達の4〜5人でワイワイやってます。高校入学当初は芸能人だ〜って女子からキャッキャ言われてましたが、今は慣れられてしまいましたね(笑)。なので、ほぼ男友達といます。
休みの日とかも、そのメンツで買い物に行ったり、カラオケに行ったりとか、気になった映画を観に行ったりと遊びに結構行きますね。あとは写真が趣味で好きなので、写真を撮りに行ったりと合間合間で学校もプライベートも楽しんでいます。」
[ファッションについて]
作中では制服でしたが、普段はどんなファッションが好きですか?
中川:「割りとカジュアルなコーディネートが好きなんですが、あまりカジュアルすぎるのは好きではないので、モード系のアイテムを入れたり色々その時の気分で選んでます。一つのテイストばっかりというのはないですね。自分の今の流行を入れたり、あと色はあまり使う方ではないですが、古着とかも好きなので取り入れてます。最近は秋冬のせいなのか、物欲に負けて色々買っちゃってますね。靴とか服とか何かとファッションを楽しんでます。
あと、洋服も含めて趣味にお金をかける事が多いです。写真もそうだし、釣りも好きなのでそこに結構つぎ込んでいます。結構、色んな機材だったり、道具だったりを揃えようとするとかさむのでファッションが好きな女の子が新しい洋服やアイテムが出ると買っちゃうのは分かりますね。」
10代の女の子が可愛いと思う、ファッションのコーディネートは?
中川:「ガーリーすぎるコーディネートはあまり好きではないので、シンプル目とかMA-1とかライダースジャケットとかをコーディネートに取り入れていると可愛いと思います。小物とかがったら今の時期ピッタリなニット帽とか、可愛らしいコーディネートの中にカジュアルテイストを盛り込んだファッションはカッコ可愛いです。あと古着とか取り入れているのも良いですね。」
では、最後に読者へメッセージをお願い致します。
中川:「映画「通学シリーズ 通学途中」は、女子中高生のみなさんに一番観てほしい作品になっています。女の子が観てキュンキュンして憧れてもらえるようなテイストも沢山あるし、あとは共感してもらえるリアルな部分も沢山描かれているので、楽しんでもらえると思います。映画を観て恋したいな〜っと思ってもらえる作品なので、ぜひ劇場で観て下さい。」
一番印象に残っているシーンやセリフはなんですか?…
いつもはどんな学校生活を送っていますか?中川:「…
[ファッションについて]作中では制服でしたが、普段…
では、最後に読者へメッセージをお願い致します。中…
[プロフィール]
中川大志
1998年6月14日生まれ
17歳
東京都出身
NHKドラマ「わたしが子どもだったころ」の再現VTRで俳優デビュー。2010年公開の「半次郎」にて映画デビュー。資生堂「シーブリーズ」でその爽やかな笑顔でたちまち女子高生たちに人気に。
現在好評放送中のドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」と「南くんの恋人」で主要キャラを演じ、さらに12月23日公開の映画「ちびまる子ちゃん~イタリアから来た少年~」では初声優に挑戦。
映画概要
【通学シリーズ 通学途中】
池袋HUMAXシネマズ、渋谷HUMAXシネマほか全国順次公開中
出演:中川大志、森川葵、藤本泉、赤楚衛二、藤麻理亜、阿部菜渚美、松井愛莉、千葉雄大他
監督:川野浩司(ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」、映画「ほしのふるまち」)
脚本:武田樹里(ドラマ「ランチの女王」「離婚弁護士」、映画「受験のシンデレラ」「昆虫物語 みつばちハッチ~勇気のメロディ~」)
[HP] 映画『通学シリーズ 通学電車』『通学シリーズ 通学途中』公式サイト
©みゆ・エブリスタ ©2015「通学シリーズ」製作委員会
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