『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』ジャルジャル 後藤淳平&福徳秀介 Wインタビュー

特集インタビュー
2024年09月09日 19時00分

2004年2月1日から「ふたりはプリキュア」のテレビ放送を開始して以来、子どもたちの“あこがれ”の姿として幅広く愛され続けている「プリキュア」シリーズ。20周年を経て新たな未来へスタートを切った「わんだふるぷりきゅあ!」が、毎週日曜朝 8時30分~、ABC テレビ・テレビ朝日系列にて絶賛放送中。

そんな最新 TV シリーズの映画最新作、『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』が、9月13日(金)より全国公開。

「わんだふるぷりきゅあ!」はシリーズ史上初、“犬”のプリキュアが誕生!アニマルタウンで暮らす飼い犬【キュアワンダフル/犬飼こむぎ】と、動物が大好きな飼い主の女の子【キュアフレンディ/犬飼いろは】がプリキュアとして、心がガルガルしている謎の生物“ガルガル”を、力を合わせて助けていくというストーリー。そこに【キュアニャミー/猫屋敷ユキ】と【キャアリリアン/猫屋敷まゆ】も加わり、物語はますます盛り上がりを見せている。

大人気ゲーム【ドキドキ♡タヌキングダム】で遊ぶため、こむぎ、いろは、ユキ、まゆ、大福、悟が集合!みんな仲良くゲームスタート!のはずが...あやしいタヌキがいるゲームの世界に吸い込まれちゃったみたい...。さらに大ピンチ!こむぎは、いろはやみんなと離れ離れになっちゃった...!?「ずっとずっといろはの隣にいたいんだワン!」大好きないろはに会うために、こむぎはいろんなゲーム対決に挑戦することに!一体どうしてこんなことに...?ゲームの世界に隠された秘密ってなに...?手がかりはゲームをつくった少女・ナツキが握っていて—。「ひろがるスカイ!プリキュア」と「魔法つかいプリキュア!」も大集合!みんなの想いがひとつになった時、わんだふるな奇跡が巻き起こる!?

今回、本作にゲスト声優として出演するお笑いコンビ「ジャルジャル」の【後藤淳平】と【福徳秀介】をSGS編集部が直撃!

舞台は⼤⼈気ゲーム「ドキドキ♡タヌキングダム」。⼆⼈が演じるのは、ゲームの世界に⼊り込んでしまったこむぎたちを案内する仲良しブラザーズのタヌキだ。「ポン」という語尾で話すもふもふとしたタヌキ・ポンタ役には後藤淳平、「ポコ」という語尾で話す背の⾼いタヌキ・ポコタ役には本作が声優初挑戦の福徳秀介。

出演が決まった時の気持ちやストーリーの魅力、アフレコの際に大変だったこと、もし男性のプリキュアになれるとしたら?のほか、動物との心温まるエピソードや高校時代の思い出、幼少期を振り返ってみてなど、ファン必見の秘エピソードも満載♪
Q.「プリキュア」作品にゲスト声優としてコンビで出演されると決まった時、どのようなお気持ちでしたか?

後藤淳平(以下、後藤):本当にビックリでした。

福徳秀介(以下、福徳):なぜ僕らが、という感覚です。

Q.ご家族の方はどんな反応でしたか?

福徳:姪っ子がもう大きいのですが、「プリキュア」を観て育ってきた子なので、一言「すごい」と(笑)。

Q.ゲームの世界が舞台ですが、台本を読んだ感想を教えてください。

後藤:(自身が演じる)ポンタとポコタもコンビ感があって。2匹が一緒に協力しながらプリキュアと対決していくという、この構図が可愛くもあり頼もしくもあり、早く完成品が観たいなと思いました。

福徳:(映画の舞台が)ゲームの世界ということで、ポンタとポコタがゲーム中に司会みたいなことをするのですが、それで初めて「なるほど、だから芸人の僕らが選ばれたんだ」という気がして(笑)。Q.福徳さんは絵本や小説の執筆もされていますが、ストーリーの魅力をどんなふうに感じましたか?

福徳:ポンタとポコタが(二人の親分である)ムジナ様のために奮闘しするのですが、(ムジナ様の)弟子のような2人の中に争いがないのがとても美しくて、男2人の友情という感じがいいなと思って。大げさな話ですが、ストーリーを凌駕するほど美しい友情だなと思いました。

収録の時にもたびたび言われたのですが、「ポンタとポコタは嫌なタヌキではない」と(笑)。けして悪役ではない。声を出し間違えると「それはちょっと嫌な奴すぎるので、もう少しソフトに」みたいに言われたりもしました。Q.普段コントを中心に活躍されていますが、今回アニメ声優に挑戦されて、アフレコの際に大変だったことや、難しかったことについて教えてください。

福徳:画面を観て台本を見てタイムを見て、口の動きを見て、みたいなのが単純に難しかったです。合わせるのが難しい。だいたいこれくらいのタイムで出番が来る、というのはわかっているのですが、口の動きばかり見ていたら台本を見られないし、目がいくつあっても足りないくらいの感じでした。

後藤:画面に合わせないといけないので、合わせに行ったら棒読みになるし、感情を込めてやったらちょっとずれるし。ミスを連発して、本当に難しかったです。

Q.普段のコントの経験が生かされたと感じた部分はありますか?

福徳:本当に何もないくらい、声優さんの仕事が僕らにとっては新ジャンルだったので、経験を生かすことはできなかったです。

Q.お互いの声を聞きながらアフレコをしていって、いかがでしたか?

福徳:後藤が過去に一度吹替をやっていたということで、収録前は「俺について来い」という感じでした。

後藤:背中ではそう語ったかも(笑)。

福徳:安心感がありました。Q.声優のブースに入っていった時、普段と違う空気を感じましたか?

福徳:エンタメという意味では、比較的似ていました。緊張は全然しなかったです。「プリキュア」のスタッフさんは「プリキュア」にずっと携わっているからなのか、圧迫感がゼロで。柔らかい雰囲気の方ばかりでした。

後藤:ブースに入ると、録音するスペースと、ガラス張りでスタッフさんがいるスペースと分かれていて。向こうの様子や声などが一切聞こえないので、僕らが声を入れたあと、向こうで静まり返っているんちゃうかな、と少し不安になりました。「全然違うやん」みたいに思われていたらどうしよう、と。

Q.お笑いは、お客さんの反応がすぐに来ますよね。

後藤:声を入れた後、全然向こうからの応答がなくて、しばらく間があって、スタッフさんから「じゃあちょっと、もう一回行きましょうか」と言われて。その間シーンってなっているのかな、どんな空気なんやろ、と気になりました。

Q.役に入っていくというよりも、自然体で演じたのでしょうか?

後藤:僕はポンタという体が大きいタヌキを演じたのですが、「体の大きいお相撲さんみたいな声は作らなくていい、そのままの声でやってください」という指示をいただきました。「お2人の普段の感じでやってください」とリクエストをいただきましたので、その感じでやらせていただきました。

福徳:監督は「地声でいいですよ」と。それが一番ビックリしました。Q.作中では「ひろがるスカイ!プリキュア」「魔法つかいプリキュア!」など歴代シリーズの「プリキュア」も登場しますが、もしお2人が男性のプリキュアになれるとしたら、どんなキャラクターになりたいですか?

後藤:ジャルジャルといえば黒シャツのイメージがあると思うので(笑)、色はそれでいきたいです。僕の代表的なギャグで「りんぐりりんぐり」というのがあるので「キュアリングリ」ですかね。

福徳:後藤が全身黒だとしたら、僕は全身ベージュで、2人で合体します。初代の「ふたりはプリキュア」みたいな。僕は「福徳」という名前が結構強いので、漢字で「福徳」。「キュアリングリ」と「福徳」が合体して、1人の「ジャルキュア」になります(笑)。Q.本作では、飼い主とペットの絆が描かれています。ご自身の動物との思い出について教えてください。

福徳:昔ラブラドールを飼っていて、帰宅したらいつもしっぽを振って迎えに来てくれて、僕の部屋までついて来て。アコースティックギターがあったのですが、しっぽでギターをダララララン、と奏でて。その音が忘れられないです(笑)。

後藤:実家で暮らしていた時に猫を飼っていて。父親が最初野良猫を拾ってきて、次に福徳が野良猫を拾ってきて、それをうちで飼えないか、ということになり、さらに弟が2匹いるんやったら、と拾ってきて3匹になって。2匹めと3匹めが相性が悪くて。1匹めがパイプ役というか、間に入っていたんです。下の子はやんちゃなのでガンガンちょっかいをかけているのですが、真ん中の子がすごく嫌がっていて、それを一番上の子が止めながら間に入ったりしていて。ほほえましかったな(笑)。

Q.後藤さんはどの猫推しでしたか?

後藤:もちろん平等に推していましたが、最初に来た猫ちゃんが一番長生きして。僕が中2の時から20年くらい生きたので、思い出はいっぱいあります。Q.ご自身は振り返ってみて、どのような幼少期を過ごしていましたか?

福徳:4人兄弟の末っ子なのですが、4歳くらいの時に、家族で最後まで生き残るのは俺か、と思って(笑)。急激に寂しくなった記憶があります(笑)。

後藤:3つ離れた弟がいて、おまけつきのお菓子を買ってもらって、中を開けて、弟のほうがいいものだったら、力尽くで交換したりとか(笑)。親に内緒で兄の絶対的な権力を振り回していたので、今思うと申し訳ないです(笑)。

Q.初めて映画館で観た映画が「プリキュア」という方もいます。子どもの頃の映画館の思い出を教えてください。

福徳:ポップコーンかチュロスの2択を迫られて。本当に決められず、映画が始まりそうになって、親から「決めなさい」と言われて。「どっちもいらん!」と言ったことがあって。上映中もずっとそれが気になって「なんで俺あんなこと言ったんやろ」と。あれは謎ですね。今となってはいい思い出ですけど。Q.SGSは10代から20代までの原宿系ファッションが好きな女の子が読者です。高校生の読者も多いですが、どのような高校時代を過ごしていましたか?

後藤:ずっと部活。遊ぶのも部活のメンバー、みたいな感じですね。街中に遊びに行くみたいなことは数えるくらいしかなくて。ずっとラグビーの練習をしていました。

Q.部活で何が一番きつかったですか?

福徳:1年生の時に追い込みというのがあって、1年の練習態度がだらしないと、2年から思い切り走らされるんですよ。何よりも恐怖で怖かったです。

Q.この2人でやってきてよかったと感じるのはどんな時ですか?気づけばずっと一緒にいたという感じでしょうか?

福徳:まさにそうですね。それこそ僕らの同級生は、世代的に娘さんと何気なく「プリキュア」を観に行って「同級生の後藤と福徳が声をやっているやん!」というのに遭遇するかもしれません(笑)。

後藤:今回は声を揃えて言う場面が多かったのですが、まあまあ得意で。せーのとかもなしになんとなく出だしが揃うとか(笑)。2人で一緒に言うところは、出だしと、声を伸ばしたおしまいも揃えないと、なかなかOKが出ないので、そこはたぶんバッチリ合っていると思います。ずっと一緒にいたからこその呼吸だと思います。Q.チェキを撮影した時に、お2人ともポーズがかぶらないようにされていたのが印象的でした。

後藤:パズルの原理ですね(笑)。形を変えて。耐久戦があったら、まだまだいけます(笑)。

Q.最後に、「プリキュア」シリーズのファンに向けた見どころについて教えてください。

福徳:本当にお邪魔しますという感じなので、僕らがどれくらい馴染めているのかを、「プリキュア」ファンの方に聞きたいです。

後藤:もしそれで馴染めているなと思ったら、ポンタとポコタ推しになってくれたら嬉しいです。

ありがとうございました。

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『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』ジャルジャル 後藤淳平&福徳秀介 Wインタビュー記念“直筆サイン入りチェキ”/2名様
[プロフィール]
ジャルジャル
2003年、ジャルジャルを結成。2010年、『ヒーローショー』で映画初主演。
2020年、『キングオブコント2020』にて優勝。
2024年10月より全国ツアーライブ
『―2024秋冬のジャルジャル― ぴんときちゃん』を開催。

後藤淳平
1984年3月20日生まれ、大阪府出身。
趣味は音楽鑑賞、卓球、車、ビートルズ。

福徳秀介
1983年10月5日生まれ、兵庫県出身。
趣味はスポーツ、山登り、ラグビー、走ること。⼤⼈気ゲーム【ドキドキ♡タヌキングダム】で遊ぶため、こむぎ、いろは、ユキ、まゆ、⼤福、悟が⼤集合!
みんな仲良くゲームスタート!のはずが…あやしいタヌキがいるゲームの世界に吸い込まれちゃったみたい…。
さらに⼤ピンチ!こむぎは、いろはやみんなと離れ離れになっちゃった…!?「ずっとずっといろはの隣にいたいんだワン!」
⼤好きないろはに会うために、こむぎはいろんなゲーム対決に挑戦することに!
⼀体どうしてこんなことに…?ゲームの世界に隠された秘密ってなに…?⼿がかりはゲームをつくった少⼥・ナツキが握っていて――。
「ひろがるスカイ!プリキュア」と「魔法つかいプリキュア!」も⼤集合!みんなの想いがひとつになった時、わんだふるな奇跡が巻き起こる!?
本予告映像
Q.「プリキュア」作品にゲスト声優としてコンビで出…
Q.福徳さんは絵本や小説の執筆もされていますが、ス…
Q.普段コントを中心に活躍されていますが、今回アニ…
Q.声優のブースに入っていった時、普段と違う空気を…
Q.作中では「ひろがるスカイ!プリキュア」「魔法つ…
Q.本作では、飼い主とペットの絆が描かれています。…
Q.ご自身は振り返ってみて、どのような幼少期を過ご…
Q.SGSは10代から20代までの原宿系ファッションが好き…
Q.チェキを撮影した時に、お2人ともポーズがかぶらな…
⼤⼈気ゲーム【ドキドキ♡タヌキングダム】で遊ぶため…
映画概要
【わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!】
9月13日(金) 公開
声の出演
長縄まりあ 種﨑敦美 松田颯水  上田麗奈
関根明良 加隈亜衣 村瀬歩 七瀬彩夏 古賀葵
高橋李依 堀江由衣 早見沙織 齋藤彩夏
寺島拓篤 立花慎之介
花澤香菜 三宅健太
ゲスト声優:ジャルジャル(後藤淳平・福徳秀介)
エンディング主題歌:「Happy≒Future」歌:後本萌葉・吉武千颯 作詞:青木久美子 作曲・編曲:馬瀬みさき
挿入歌:「大好きのキズナ」歌:石井あみ・北川理恵 作詞:こだまさおり 作曲・編曲:馬瀬みさき
原作:東堂いづみ
監督:宮原直樹
脚本:加藤陽一
演出:村上貴之
音楽:深澤恵梨香
キャラクターデザイン:宮谷里沙
美術監督:谷岡善王
色彩設計:横山さよ子
撮影監督:大島由貴 佐々木果南
CG ディレクター:中沢大樹
音響監督:菅原三穂
わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会:東映アニメーション 東映 ABC アニメーション バンダイ ADK エモーションズ マーベラス

公式サイト:『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』
公式X:@precure_movie
公式Instagram: @precure_curesta
公式TikTok: @precure_official

©2024 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会

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