優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、デビュー作にして第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞の W 受賞を果たした八目迷の「夏へのトンネル、さよならの出口」(小学館ガガガ文庫刊)が劇場版アニメとして映像化決定。今回、声の出演として鈴鹿央士、飯豊まりえが W 主演を務めることが発表、合わせて総作画監督を務めた矢吹智美によるキャラクターデザインも解禁!
第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞を W 受賞した八目迷の「夏へのトンネル、さよならの出口」の劇場アニメーションとなる本作は、監督を映像表現に定評のあるアニメーション監督・田口智久(『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』(20)、「アクダマドライブ」)、キャラクター原案・原作イラストを精緻でドラマティックなイラストレーションで知られるくっか(「D_CIDE TRAUMEREI」キャラクター原案)、制作を『映画大好きポンポさん』(21)などを手がける新進気鋭の制作会社CLAP が担当。次世代アニメーション界を担う注目のスタッフが集結した。
容姿端麗・頭脳明晰ながらクラスで少し浮いた存在の転校生で、カオルとともに“ウラシマトンネル“の謎に挑む花城あんず役を務めるのは飯豊まりえ。数々の映画やドラマ出演に留まらず、アニメ映画『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』や実写版『トムとジェリー』の日本語吹き替えキャストを務めるなど声優としての実績も着実に積んでいる飯豊は、鈴鹿とのテンポのよいやり取りも完璧。そのナチュラルな佇まいそのままに、勝気だがカオル同様に秘めた想いを抱える少女を爽やかに演じている。